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タグ:口座凍結

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HSBCの口座を凍結されてしまった時に考えること


最近、HSBCの口座開設だけでなく、凍結の解除も本人の英語力が要求され、英語が喋れないと凍結解除すら出来ないという事が噂になっていますが、実は英語力よりもっと大事なポイントがあります。


それは、「今までの口座活用実績」です。


具体的には、


①口座にいくら残高があるか


②口座開設後どのくらいの時間が経っているか


③投資口座を開いているか、また実際に投資商品を買っているか


④定期預金を組んでいるか


などが判断の対象となります。


HSBC側の気持ちになって考えてみると、銀行口座を開設したのに、最初からほとんどお金を預けない、口座に動きが無い、という人が一番いらない顧客ですので、そういう場合、英語が出来るかどうかに関わらず、凍結の解除のハードルは上がります。


逆に、開設後、何年間も動きが無かったとしても、数百万円以上の貯蓄がHSBCに残っていれば、英語など喋れなくても凍結は解除してもらえます。


HSBCにとっては今後も大事なお客様になる可能性が高いので当然と言えます。 

(※)とは言っても、最低限相手の言っていることを何度か聞き返しながらでも理解できるくらいの英語力は必要ですが

 

英語が喋れない人が口座凍結解除出来るか聞いてみると


弊社でもHSBCの行員に具体的に「◯◯さんは英語が喋れないが凍結解除出来ますか?」 と問い合わせた事があります。 


HSBCからの答えは、


「◯◯さんの口座番号を教えて下さい。口座の内容を見て判断します」


との事でした。



ですので、今まで口座を活用してきたけれども、たまたま1年くらい使っていなくて凍結されてしまったという人は、容易に凍結解除出来る可能性があります。


逆に、今まで全く使ってこなかったけれども解除したいという方は、今後は活用したいという意思を示すことは当然として、具体的な証拠を示す必要があります。


例えば、投資口座として活用したいのであればどのファンドか、いくらくらい投資するのか、そのお金が本当にあるのか(銀行口座の残高証明を持っていく)、給与受取口座にしたいのであれば、雇用証明を持っていくことなどが必要です。



凍結解除しても大丈夫な人であるという事をHSBCに認めてもらえるよう準備しておけば凍結解除は決して難しいことではありませんので、是非トライしてみてください。



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開設したHSBC口座、ちゃんと活用していますか?


以前の記事で、HSBC口座の3つの活用方法についてご紹介しました。


そのHSBC口座、本当に必要ですか?開設後に後悔しない為の3つの活用法


しかし、残念ながら、日本人が開設したHSBC口座の多くが、ほとんど使われないまま凍結となってしまう事例は大変多いです。


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この凍結という状態、日本ではあまり馴染みが無いのですが、しばらく口座に一切の動きが無かった場合、銀行側で口座をロックされてしまい、一切の操作ができなくなる事を言います。
凍結されてしまうと、本人が直接香港のHSBC窓口に行って解除してもらうしかありません。


今回は、凍結されずにHSBC口座をキープしておきたいという方の為に、凍結を予防するために必要なたった2つの事をご紹介します。


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1.最低半年に1度はATMから引き出しを行う

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HSBCでは、入金はもちろんですが、凍結の判断という意味では出金の記録の方が重要視されます。
その為、最低半年に1度は、ATMからお金を引き出すようにしてください。


金額はいくらでも構いません。最低引き出し金額は1,000円からです。
日本のATMでは、セブン銀行、ゆうちょ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、イオン銀行、京都銀行、みずほ銀行などで引き出し可能です。


銀聯(Union Pay)のマークの付いているATMであればその他のATMでも引き出し出来ると思いますので、試してみてください。ただ、もちろん、銀行によって手数料等は異なりますし、操作方法やできる事も異なります。


さて、ここで引き出す際の注意事項が2つあります

①引き出せるのは香港ドル口座に入っているお金のみ


米ドル口座や日本円口座にしかお金が入っていない場合は、日本のATMで引き出しが出来ませんので充分ご注意ください。



もし、香港ドル口座にお金が入っていない場合は、インターネットバンキング上で口座振替をして香港ドル口座にお金を移動させて下さい。


②海外引き出し限度額設定を予め行っておく



HSBCのATMカードには、海外利用限度額の設定がされています。
口座を作っただけの状態ですと、これはゼロに設定されているため、このままでは海外ATMで引き出しが出来ません。
その為インターネットバンキングもしくは香港のATMから、海外利用限度額の設定を事前に行う必要があります。


2.最低半年に一度はインターネットバンキングにログインする

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インターネットバンキングには半年に1度、出来れば3ヶ月に1度はログインするようにしてください。ログイン方法にはデュアルパスワードログインとセキュリティデバイスを使ったログインの2種類がありますが、どちらの方法でも構いません。


せっかくログインした後は、残高の確認をしてみるとよいでしょう。
また、香港ドル口座にちゃんとお金が入っているか、そして口座維持手数料が引かれないように、平均預金残高が一定額を上回っているかを確認しておきましょう。


平均預金残高についてはこちらの記事で詳しく開設しています。

HSBCの口座の種類を知ろう!



そもそも維持するだけの口座に意味は無い

HSBCに限らず、海外の銀行口座は維持に多少の手間がかかります。
口座が凍結されると面倒な事になりますし、凍結されないように気をつける事は大事です。 今回ご紹介した2つの事を守っていれば、まず凍結される事はありませんが、そもそも開設したのであればしっかり活用することを常に考えておいた方が良いですね。




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