<香港主要両替店と銀行での本日の両替レート>

場所 WE BUY WE SELL
中環A 0.06421 0.06470
上環A 0.06000 0.06600
上環B 0.06385 0.06485
重慶A 0.06410 0.06460
重慶B 0.06440 0.06490
HSBC 0.06343 0.06532
恒生 0.06404 0.06495 

本日の1番良いレートを適用した場合、
1万円を両替すると重慶大廈B店で約644香港ドルとなります。
また、100香港ドルを両替すると重慶大廈A店で約1,547円となります。香港滞在中の両替の際に参考にしてください。

中国で人件費と人民元上昇 むしろ日本国内で優秀人材確保を

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巨大市場を持つ中国はこれまで経済成長を続けてきた。しかし、8月の株価暴落でその先行きに不安が持たれている。はたして中国と我々はどう付き合って行けばいいのか。大前研一氏が先行き不透明な中国経済について解説する。  


上海株暴落に端を発した世界同時株安は、中国の景気減速が世界恐慌のトリガーを引いたように見える。中国の楼継偉財政相は先のG20財務相・中央銀行総裁会議で「今後5年間は構造転換の陣痛期になる。苦難の調整過程になるだろう」との見通しを示したが、この先どうなるのか、実は誰も予測できていない。    


日経平均株価は8月24日に前週末比895円安の1万8540円と暴落し、翌25日も下げ止まらず、前日比733円安となって1万7000円台に突入した。本稿執筆時点では1万7500円前後で推移しているが、先行きは極めて不透明だ。


習近平政権が経済政策に対する自信を完全に失い、景気対策を腰だめで撃っている感が強いため、いまや中国は世界経済にとって最大リスクとなっている。  


中国の企業業績が低迷している原因は、人件費の高騰と人民元の上昇だ。中国政府の通達により、企業は毎年15%の賃上げを強いられてきた。つまり中国は人民の不満を解消する手段として、人件費を市場に委ねず強制的・人為的に上げてきたのである。    


さらに近年は、従業員を削減しようとしても、一人一人が弁護士を連れてくるので簡単にはリストラできない。その結果、中国に進出した外国企業は全くペイしなくなった。日本企業の場合は、むしろ日本国内の地方で雇用したほうが、職種によっては安くて優秀な人材を確保できるようにさえなっている。  


しかも、人民元の為替レートが4~5年前は1元=12円ぐらいだったのに、今は1元=19円ぐらいになり、中国で事業を継続する意味がなくなっている。このため外国企業の多くは早く撤退したいと思っているが、そうはさせじと中国政府が撤退コストを非常に高くしてペナルティも設けているので、みんな困り果てているというのが現状だ。  


そして習近平政権は、景気減速から脱する方策として人民元の切り下げを選んだ。しかし、これは大きな間違いだ。人民元が競争力を失った最大の原因は為替そのものではなく、前述のように中国政府が人件費を強制的に上げ続けてきたことである。にもかかわらず、今度は為替を人為的にいじった。その結果、中国は答えのない世界、ソフトランディングする場所が見えない世界に入ってしまった。

21日の香港市場概況:香港ハンセン指数は下落、欧米株安が意識される 

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21日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比163.90ポイント(0.75%)安の21756.93ポイントと反落した。本土企業株で構成されるH株指数は129.01ポイント(1.29%)安の9899.37ポイントと4日ぶり反落。売買代金は702億3800万香港ドルに縮小している(18日は955億2700万香港ドル)。


世界景気の先行き不安が強まるなか、先週末の欧米株が売られた流れを継ぐ。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が「海外情勢の見通しは不透明感が強まっている」としたうえで利上げを見送ったことを受け、中国など新興国経済の鈍化が意識されている。


政府系シンクタンクの中国社会科学院(社科院)がこのほど発表したリポートのなかで、中国の2015年の国内総生産(GDP)成長率が6.9%になるとの見通しを明らかにしたことも重しだ(14年GDP成長率は7.3%)。ただ、本土株がプラスで引けるなか、香港の各指数は中盤から下げ幅をやや縮小させている。 ハンセン指数の構成銘柄では、石油大手3社株の下げが目立つ。


中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が3.5%安、中国石油天然気(857/HK)が2.6%安、中国石油化工(386/HK)が2.3%安で引けた。原油相場の大幅続落が嫌気されている(先週末のWTI原油先物は前日比4.73%安で終了)。時価総額上位の銀行株や保険株もさえない。 H株証券セクターも軒並み下落。広発証券(1776/HK)が3.9%、華泰証券(HTSC:6886/HK)が3.5%、中信証券(6030/HK)が2.2%、海通証券(6837/HK)が2.0%ずつ値を下げた。このところの売買低迷を受けて、業績に与える悪影響が警戒されている。

ZUU ONLINEより 
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