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開設したHSBC口座、ちゃんと活用していますか?


以前の記事で、HSBC口座の3つの活用方法についてご紹介しました。


そのHSBC口座、本当に必要ですか?開設後に後悔しない為の3つの活用法


しかし、残念ながら、日本人が開設したHSBC口座の多くが、ほとんど使われないまま凍結となってしまう事例は大変多いです。


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この凍結という状態、日本ではあまり馴染みが無いのですが、しばらく口座に一切の動きが無かった場合、銀行側で口座をロックされてしまい、一切の操作ができなくなる事を言います。
凍結されてしまうと、本人が直接香港のHSBC窓口に行って解除してもらうしかありません。


今回は、凍結されずにHSBC口座をキープしておきたいという方の為に、凍結を予防するために必要なたった2つの事をご紹介します。


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1.最低半年に1度はATMから引き出しを行う

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HSBCでは、入金はもちろんですが、凍結の判断という意味では出金の記録の方が重要視されます。
その為、最低半年に1度は、ATMからお金を引き出すようにしてください。


金額はいくらでも構いません。最低引き出し金額は1,000円からです。
日本のATMでは、セブン銀行、ゆうちょ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、イオン銀行、京都銀行、みずほ銀行などで引き出し可能です。


銀聯(Union Pay)のマークの付いているATMであればその他のATMでも引き出し出来ると思いますので、試してみてください。ただ、もちろん、銀行によって手数料等は異なりますし、操作方法やできる事も異なります。


さて、ここで引き出す際の注意事項が2つあります

①引き出せるのは香港ドル口座に入っているお金のみ


米ドル口座や日本円口座にしかお金が入っていない場合は、日本のATMで引き出しが出来ませんので充分ご注意ください。



もし、香港ドル口座にお金が入っていない場合は、インターネットバンキング上で口座振替をして香港ドル口座にお金を移動させて下さい。


②海外引き出し限度額設定を予め行っておく



HSBCのATMカードには、海外利用限度額の設定がされています。
口座を作っただけの状態ですと、これはゼロに設定されているため、このままでは海外ATMで引き出しが出来ません。
その為インターネットバンキングもしくは香港のATMから、海外利用限度額の設定を事前に行う必要があります。


2.最低半年に一度はインターネットバンキングにログインする

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インターネットバンキングには半年に1度、出来れば3ヶ月に1度はログインするようにしてください。ログイン方法にはデュアルパスワードログインとセキュリティデバイスを使ったログインの2種類がありますが、どちらの方法でも構いません。


せっかくログインした後は、残高の確認をしてみるとよいでしょう。
また、香港ドル口座にちゃんとお金が入っているか、そして口座維持手数料が引かれないように、平均預金残高が一定額を上回っているかを確認しておきましょう。


平均預金残高についてはこちらの記事で詳しく開設しています。

HSBCの口座の種類を知ろう!



そもそも維持するだけの口座に意味は無い

HSBCに限らず、海外の銀行口座は維持に多少の手間がかかります。
口座が凍結されると面倒な事になりますし、凍結されないように気をつける事は大事です。 今回ご紹介した2つの事を守っていれば、まず凍結される事はありませんが、そもそも開設したのであればしっかり活用することを常に考えておいた方が良いですね。




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※HSBC及び恒生銀行のレートは、Banknotes、つまり現金授受の場合のレートです。インターネットバンキングのレートとは異なりますのでご注意ください。また、銀行で外貨を両替する場合は別途手数料がかかります。


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